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大麦若葉に関する特許を取得 東洋新薬
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皮膚症状の改善に効果
健康食品や化粧品開発、販売の㈱東洋新薬(福岡市博多区博多駅前2丁目、服部利光社長)は1月15日、大麦若葉に関する特許を取得した。
従来の皮膚症状の改善剤は皮膚に塗布する外用剤が多いことから、新規の経口組成物の開発に取り組んできたもので、名称は「経口組成物」。肌荒れ症状を有する35歳以上55歳未満の女性18人を対象に試験を実施し、イネ科オオムギの若葉部を乾燥、微粉砕加工した機能性食品素材・大麦若葉末を経口摂取することによる皮膚の保湿作用やしわ、たるみ、ハリ改善作用、皮膚のくすみ改善作用が認められることを確認したという。
同社では「青汁や美容訴求のサプリメント、大麦若葉末を配合した一般食品などを提案していく」と話している。
同社は1997年設立。資本金5000万円。売上高237億3000万円。従業員1084人。
2020年2月4日発行