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大野城市にリハビリ特化型デイサービス  麻生介護サービス    通算80事業所目


 訪問介護・居宅介護支援、福祉用具レンタル事業の麻生介護サービス株式会社(福岡市博多区博多駅前3丁目、新開昌伸社長)は、1月1日付で大野城市下大利団地にリハビリ特化型デイサービスとカフェを併設した新形態の事業所を新設した。
 同団地に入居する地域住民の高齢化を背景に、同団地を運営するUR都市機構九州支社が団地敷地内の空きテナントを対象とした高齢者生活支援施設に関する施設賃借者を公募。同案件に同社が応募し、昨年3月に採択され同8月に契約したもの。場所はJR下大利駅近く、下大利団地2号棟1階。フロア面積は568平方m。名称は「アップルハートデイサービス リハビリ大野城」で通算80事業所目。最新リハビリマシンを13機種設置しているほか、入浴設備を2部屋設けているのが特徴。理学療法士、看護師、鍼灸あんまマッサージ師、介護福祉士ら7人体制で対応する。また、今回の新設に伴い、訪問介護事業所「大野城ケアセンター」および訪問入浴事業所「福岡南訪問入浴センター」、「大野城ケアプランセンター」の3事業所を同所に移転集約。デイサービスを中核に訪問介護・訪問入浴、ケアプランの4事業に対応した複合型施設となっている。
 さらに、施設内には同社直営カフェを併設。フロア面積のうち約170平方mをリニューアルし、モーニングやランチ、定食など用意するほか、キッズスペースやWi―Fi機能を設置している。店舗名は「カフェ・オーリ」。営業時間は午前10時から午後6時まで。スタッフは白水貴行総責任者ほか4事業所合わせて20人体制となる。同社では「大野城市では珍しい半日型機能訓練に特化したデイサービスとなっている。くつろぎの空間を演出しており、介護相談やその他生活支援の相談窓口としても活用していただきたい」と話している。
 同社は2007年8月に設立。資本金は1億円、従業員数は1200人(14年12月現在)。