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大豆、副資材卸売りの合弁会社を設立 welzo
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週刊経済2024年2月27日発行号
柏原執行役員が社長に就任
園芸資材、農業用肥料、飼肥料原料など園芸、農業専門商社の㈱welzo(福岡市博多区博多駅東1丁目、金尾佳文社長、以下ウェルゾ)は1月9日付で、札幌市白石区に大豆、副資材卸売事業を展開する合弁会社「サンガ㈱」を設立した。
大豆の販路拡大を図るため、大豆と副資材の卸売事業を展開する三箇㈱(北海道小樽市稲穂2丁目、三箇一生社長)から事業承継したもので、同事業と従業員7人をウェルゾが90%、三箇㈱が10%出資する新設会社サンガ㈱が引き継いだ。新会社「サンガ㈱」は三箇㈱札幌東支店だった札幌市白石区平和通14丁目に本社を構え、柏原稔ウェルゾ執行役員が社長に就き、三箇一生社長が会長に就任した。資本金1千万円。決算期は12月。事業を譲渡した三箇㈱は1931年2月設立。資本金4500万円。売上規模は約7億円で、今後は資産管理会社として存続する。
神奈川県平塚市の商社から花束加工事業を譲受
また、同社は2月1日付で、中古車オークション事業、食品流通事業などの荒井商事㈱(神奈川県平塚市、荒井亮三社長)から花束加工事業を譲り受けた。
関東エリアでの園芸、および生花関連事業の販路拡大を図るため、取引先の荒井商事が市場開設者として運営受託する栃木県南地方卸売市場(栃木県小山市)内で展開してきた花束加工事業を引き継いだ。これに伴い、生花関連事業を担う佐倉営業所(千葉県佐倉市)を「第1フラワーセンター」、今回事業譲受した栃木県南地方卸売市場内の花き卸売事務所を「第2フラワーセンター」に改称。第2フラワーセンターはオランダ製束加工機を3台使用し日量3万束以上が生産可能なほか、業務用加工も実施。各種花束、フラワーアレジメント、鉢物、資材などをホームセンターやスーパーマーケット中心に販売する。初年度売り上げ約5億円を目指す。