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大牟田市のイノベーション創出拠点に進出 沖電気工業


週刊経済2023年4月11日発行

新規ソリューション開発や人材育成など

大手通信機器メーカー・沖電気工業㈱(東京都港区虎ノ門1丁目、森孝廣社長)は4月3日、大牟田市有明町の同市イノベーション創出拠点・aureaに事業創出拠点を開設した。
名称は「OKI OMUTA BASE(オキオオムタベース)」。2017年12月に同市とICTを活用し、人口減少に伴うさまざまな課題解決と市民サービスの向上を目的で包括連携協定を締結したことを受け、施設2階に拠点を開設した。フロア面積は55㎡。2人体制でスタートし、ICTを活用した課題解決や魅力再発見などにつながる新規ソリューションの開発などに取り組む。また、市内や周辺地域に在学、通勤する学生を対象にしたインターンシップ活動などを通じて、地元におけるIT人材の育成にも貢献する。
拠点開設に合わせ、3月29日に市と進出協定締結式があり、関好孝市長と同社ソリューションシステム事業本部長の片桐勇一郎常務執行役員が進出に関する協定書にサインし、記念撮影などに臨んだ。