NEWS

  • 地域

大濠1丁目の結婚式場にチャペル建設  兵庫県のベルコ    総工費2億円


 冠婚葬祭業・兵庫県の株式会社ベルコ(兵庫県西宮市津門川町、齋藤斎社長)は、福岡市中央区大濠1丁目の結婚式場「ベルクラシック福岡大濠」(樵田裕至総支配人)内に新しいチャペルを建設し、5月1日にオープンした。総工費は2億円。
 本館3階のチャペルが手狭で収容人数が少なかったため、敷地の中庭に新設した。既存チャペルはそのままだが、今後は新設チャペルをメーンに使用する。チャペルの名称は「水と光の教会」で、建築面積は193平方m、延べ床面積は120平方m。収容人数は着席72人、立ち見で約20人まで可能となり、今までのチャペルの2倍以上となる。チャペルは総ガラス張りの開放感のあるつくりで、外部は水辺をイメージした小さなプールで囲まれている。またプールやバージンロードの中などにLEDが埋め込まれており、夜の式ではシーンに合わせてさまざまな色に調光が可能となる。また本館には、チャペル専用の新郎新婦の待合室を2部屋設置。チャペルにカメラを設置しており、待合室内のモニターで式直前の来賓客の入場風景を見ることができる。新設後の年間挙式目標数は300組で、前年比20%増を目指す。樵田総支配人は「将来的には本館3階既存のチャペルを改装して、神前式などができる和テイストの施設も計画していきたい」と話している。樵田総支配人は、北九州市出身、1966年11月15日生まれの42歳、駒沢大学経営学部経営学科卒、趣味はゴルフと野球。