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大橋駅前の複合施設建設地に期間限定広場 えんHD
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週刊経済2023年8月29日発行号
24年3月まで
不動産事業主体の㈱えんホールディングス(福岡市博多区住吉3丁目、原田透社長)は8月1日、福岡市南区の西鉄大橋駅前に開発する複合商業施設の建設地の一角に期間限定の交流広場を開設した。来年3月まで。
これは同社が大橋駅の東口の「旧ゆめアール大橋」跡地に建設する6階建て複合施設が着工するまでの期間を活用し整備したもの。「OHASHI はらっぱ」と命名する広場は、敷地面積約556㎡。天然芝と菜園を有するオープンスペースとなっており、来訪者や通行人が休めるベンチや庭園デザイナー石原和幸氏監修による植栽、シェアサイクル「チャリチャリ」10台分のポートなどを設置した。またキッチンカーも出店し、定期的に各種イベントでも活用することで、地域住民に複合施設への親しみと関心を持ってもらう。
複合施設の建設地は敷地面積約2500㎡、建築面積約1988㎡で、建物は6階建てで延べ床面積は約8818㎡。施設名は「エンクル オオハシ」。「ウェルネス」「多様性」「環境」「文化芸術」をコンセプトに、1階にはスーパーマーケット、ベーカリー&カフェ、調剤薬局、上階にはフィットネスジム、オフィス、コールセンター、ショールームなどが入居する予定。また1階には木かげ広場、パブリックアート、6階には屋上広場を整備するなど、地域住民が抱く緑豊かな南区のイメージを、立体公園の概念により建物を緑で覆うことで継承し、地域に愛される新たなアイコンを目指す。完成は2025年3月を予定。