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大橋駅前に6階建て複合ビル建設へ えんHD
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週刊経済2022年9月13日発行
25年春の開業目指す
不動産事業主体の㈱えんホールディングス(福岡市博多区住吉3丁目、原田透社長)は、福岡市南区の西鉄大橋駅前に6階建ての複合施設を建設する。2025年3月の開業を目指す。
これは「ゆめアール大橋」(福岡市大橋音楽、演劇練習場)が南市民センターへ移転するのに伴い、その跡地活用について福岡市が今春から公募していた開発事業者の優先交渉権に8月26日付で選ばれた。
同社が提案したのは「ウェルネス」「多様性」「環境」「文化芸術」をコンセプトとした6階建て複合施設。建築面積は約1988㎡、延べ床面積は約8818㎡で、施設名は「OHASHI HILL」と命名し、テナントは1階のスーパーマーケット、ベーカリー&カフェ、調剤薬局のほか、上階にはフィットネスジム、オフィス、コールセンター、ショールームなどを置く。また1階には木かげ広場、パブリックアート、6階には屋上広場を整備するなど、地域住民が抱く緑豊かな南区のイメージを、立体公園の概念により建物を緑で覆うことで継承し、地域に愛される新たなアイコンを目指す。