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大寿建設に総額6千万円を協調融資 日本公庫久留米支店


週刊経済2023年2月28日発行

おおかわ信金と連携

㈱日本政策金融公庫久留米支店(久留米市東町、島口憲一郎支店長:以下、日本公庫)国民生活事業は2月17日、おおかわ信用金庫(大川市榎津、筬島浩理事長:以下、おおかわ信金)と連携し、土木工事事業を手掛ける㈱大寿建設(久留米市三潴町草場、古賀原野社長)に総額6千万円の協調融資を行ったことを明らかにした。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者および事業再生に取り組む事業者を対象に、設備資金融資や財務体質強化を図る目的で資金を供給する制度「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(新型コロナ対策資本性劣後ローン)」を適用したもの。内訳は同公庫久留米支店が4千万円(7年払・一括償還)、おおかわ信金城島支店が2千万円(証書貸付・5年払)の計6千万円。なお、同公庫久留米支店とおおかわ信金による協調融資は今回が初めての適用となる。
新型コロナ対策資本性劣後ローンは、コロナ禍の経済環境下にあって関係機関の支援を受け、事業の発展および継続を図る中小企業・小規模事業者の財務体質強化を図るために資本性資金を供給する制度で、2020年8月から取り扱っている。
大寿建設は2012年11月に設立。資本金500万円、従業員数は12人。売上高は8億4295万円(22年6月期)。