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大学向け学務・教育支援ソリューションを刷新 NTTデータ九州
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週刊経済2021年4月20日発行
利便性など機能を最適化
情報通信システム開発の㈱NTTデータ九州(福岡市博多区博多駅前1丁目、佐藤歩社長)は、大学向け学務支援ソリューション「LiveCampus」をリニューアルし、学務・教育支援ソリューション「LiveCampus U」として提供開始した。
今回のリニューアルでは、名称に「U」が加わったように、既存導入先の声を色濃く反映させるなどユーザー(User)に寄り添い、新たに教育支援機能を統合(Unite)するとともに、見やすく直感的な操作が可能となったインターフェイスをはじめ、使いやすさ(Useful)を追求し、さまざまな改良を加えるとともに、パッケージソフトとして現在求められる機能を最適化して搭載。新たなシステムを検討する大学の期待に応える進化を図っている。
具体的には、学生にとってより手軽で身近な存在となるため、全機能のスマートフォンアプリ化を実現。学修成果を可視化し、キャリア形成を全面的に支援するポートフォリオシステムを標準機能として融合させて使い勝手を飛躍的に向上させたほか、ニーズの高かった保護者向け機能を標準搭載し、職員の問い合わせ対応軽減にも貢献するという。また、従来のファイアウォールなどでは防げない不正な攻撃を防御するクラウド型のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)をバンドルし、利便性を損なわずに高度なセキュリティを確保している。
同社は情報サービス業国内最大手、㈱NTTデータが全額出資する地域会社。1990年3月設立。資本金1億円。従業員469人(今年2月末)。公共、金融、法人の3分野を柱に、近年は分野を越えてデジタルビジネスを強化。情報システム構築などのほか、独自に開発した図書館・大学関連、中小企業向けERP(基幹系情報システム)、公営企業財務などの業務パッケージソフトを全国に展開している。20年3月期の売上高は136億円。