NEWS

  • 地域

大学内にキャンパス最大の新校舎を建設    中村学園   1階には500席の学生食堂


 福岡市城南区別府5丁目の(学)中村学園(中村量一理事長)は、同所で運営する中村学園大学にキャンパス最大の8階建て新校舎を建設する。
 キャンパス再整備の第一弾として建設するもので、場所はキャンパスほぼ中央の西3号館跡地。 校舎は8階建てで、延べ床面積は1万平方メートル以上になる見込み。1階には約500席の学生食堂が入り、2階は事務室。このため本館から教務課や就職課などの学生に関わる部署を移し、3階以上が講義室になる。2008年度からの供用を目指し、今夏着工する。完成後は同区鳥飼7丁目の中村学園女子高校の改修を先に進める計画。
 中村理事長は「今までは必要に迫られて比較的に小さな校舎を小刻みに建ててきたが、非効率だった。今後は高さも含めて大きな校舎を建てていく方針で、そのためにも最初の校舎を大きくする必要があった」と話している。なお、同大では本格的な整備を進めるための代替校舎として、キャンパス近くの学園所有地に2階建ての校舎を建設。名称は西6号館で、今年3月末に完成した。