NEWS

大塚製薬と包括的連携協定 福岡女子大学


教育や研究の発展を目指す

公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、梶山千里学長)は6月13日、食品メーカーの大塚製薬㈱(東京都)と包括的連携協定を締結した。
それぞれが持つ機能を効果的に活用し教育や研究の発展を目指すもの。同大学が今年2月に開催した産学官技術交流会を契機に大塚製薬との連携協定の話が挙がり、様々な形態で連携できるという観点から締結が実現した。現時点で具体的なプログラムは明らかにされていないが、今後は食や健康にとどまらず、災害時対応の自動販売機設置や地域貢献に関することで連携を深めていく方針。7月23日には学生と地域住民ら40人に向けて同社による熱中症対策についての講演を設けた。梶山学長は「今後はいかに社会の変化をとらえられるかが重要。高齢者の比率は増えていくので、高齢者の食に関しても連携できれば」と話している。

2018年7月31日発行