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大型案件受注で売上高37%増  福岡情報ビジネスセンター    経常利益は5000万円に


 各種情報システム開発、ITコンサルティングを手掛ける株式会社福岡情報ビジネスセンター(福岡市博多区博多駅前3丁目、武藤元美社長)の2014年6月期決算は、売上高が前期比36・9%増の8億2700万円、経常利益が同約6・5倍の5000万円で増収増益だった。
 東京支社、大阪支店の両拠点でシステム開発の大型案件が獲得できたことと、福岡本社のクラウドサービスが好調に推移したことから3期連続の増収、2期ぶりの増益となった。今期は売上高が同20・9%増の10億円、経常利益が同2倍の1億円を目指す。武藤社長は「社内体制の再構築と営業強化に努めていきたい」と話している。
 同社は1998年7月設立。資本金3700万円。従業員50人。武藤社長は久留米市出身。1961年1月14日生まれの52歳。福岡大学人文学部英語学科卒、趣味はカヌー、映画鑑賞、読書。