NEWS

大型冷凍車に太陽光パネルを設置 福岡運輸ホールディングス


週刊経済2022年9月27日発行

SDGsの一環

貨物運送、倉庫業などを傘下に持つ㈱福岡運輸ホールディングス(福岡市博多区空港前2丁目、富永泰輔社長)は9月5日、グループ会社のナガサキロジスティクス㈱(長崎県諫早市、阿部浩明社長)で大型冷凍車に太陽光パネルを設置する実証実験を開始した。
SDGs、環境保護活動の一環。ナガサキロジスティクス所有の大型冷凍車(25トン)のボックス屋根に太陽光パネル4枚、トラック下部にチャージコントローラーを設置したもの。チャージコントローラーによりデータ通信し、太陽光パネルの発電量を随時確認できるシステムでダイナモの負担軽減に伴う約5%の燃費向上、CO2の削減、バッテリー寿命延長への期待ができるという。
同社では「まずは実証実験での成果を分析し、今後もより一層環境に配慮したものを創造していきたい」と話している。