NEWS

大名2丁目に不妊治療専門クリニック  産婦人科医の日浅佳奈さん


培養室なども置く

産婦人科医の日浅佳奈さんは10月1日、福岡市中央区大名2丁目に不妊治療専門のクリニックを開院した。
クリニック名は「日浅レディースクリニック」。同院は、妊娠を希望する患者の一般不妊治療に加え、高度生殖医療(体外受精、顕微授精)などを提供する。場所は「新雁林町通り(しんがんりんのちょうどおり)」沿い、老舗料亭「稚加栄」近くの大名センタービル2階。広さは274㎡。診療室2室や採卵室、患者から採取した卵子と精子を受精・培養する培養室、安静室3室など。スタッフは受付3人、看護師4人、培養士と常勤医師各1人の計9人。
日浅院長は「培養室を設ける市内のクリニックは少数。不妊相談をはじめとした女性特有の悩みは理解してもらえないことが多いが、思春期から更年期まで幅広い女性に寄り添う治療に取り組んでいく」と話している。
日浅医師は福岡市出身。1982年5月21日生まれの38歳。宮崎大学医学部卒。九州大学病院や福岡赤十字病院の産婦人科に勤務していた。趣味は読書。

2020年10月6日発行