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大名1丁目に鶏焼肉店 佐賀の横尾商事


週刊経済2021年10月12日発行

大名エリアで3店舗体制を目指す

佐賀市内で飲食業を展開する㈲横尾商事(佐賀市若楠、横尾順也社長)は10月5日、福岡市中央区大名1丁目に鶏焼肉店をオープンした。福岡初進出。
店名は「大衆鶏焼酒場 トリボシ大名店」。佐賀市などで運営する居酒屋や定食屋に次ぐ新業態店で、鶏焼肉店は佐賀店に続き2店舗目。場所は紺屋町東通りのテナントビル・TR大名ビル1階。店舗面積82㎡。佐賀のブランド鶏「ありたどり」を使用した9種類の焼き物や一品料理、佐賀名物のプリンといったデザートなどに加え、アルコールは生フルーツを使ったサワーなどを揃える。平均客単価は3200円に設定。20歳代女性をターゲットとし、当面の月商は700万円を目指す方針。スタッフは店長を含め10人体制。九州産業大学3回生の竹原凛(たけはら・りん)さんを店長に据えることで活気あふれる店舗づくりにつなげたいという。横尾社長は「肉を焼く際に出る煙を吸い込む排気設備の充実でコロナの感染対策につながり、アフターコロナを見据えた業態。大名エリアで3店舗体制を目指す」と話している。
横尾社長は佐賀県出身。1971年11月生まれの49歳。専門学校卒。
同社は2000年設立。資本金300万円。従業員100人(アルバイト含)。2022年3月期の売上高は約3億円を見込んでいる。佐賀市や小城市で、総合居酒屋・むらはち、定食屋・魚はちを運営中。