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大名1丁目に豚バラ専門の焼き鳥店  肉のやしま    新業態として


 福岡や東京、台湾で焼き鳥店「焼とりの八兵衛」などを7店舗展開する有限会社肉のやしま(糸島市前原中央3丁目、八島且典社長)は9月3日、福岡市中央区大名1丁目に新業態となる豚バラ専門の焼き鳥店をオープンした。
 福岡や東京、台湾の既存店で人気メニューとなっている「豚バラ」をリーズナブルに提供する専門店として、幅広い層の需要を掘り起こす。店名は「BUTABARA TO THE WORLD」。場所はハローワーク福岡中央の南東側。店舗面積は46平方mで、店内は屋台や大衆居酒屋をコンセプトとした内装で、客席はカウンター、テーブル、テラス席合わせて35席を設けた。メニューは豚バラ串(100円)のほか、牛すじの煮込みや山芋鉄板、生ビール、酎ハイ、ワインを提供する。想定客単価は2500円~3000円。初年度は6000万円の売り上げを見込む。当面は午後5時~翌日午前1時で営業するが昼からの営業も構想している。八島社長は「十数年構想していた店舗がやっと実現した。今後はこの業態でも東京、東北地方にも広げ、博多の焼き鳥文化を国内外に発信していきたい」と話している。
 同社は1983年7月創業。従業員35人。事業内容は飲食店の経営やコンサル、精肉の卸売りなど。八島社長は前原市出身。1961年6月28日生まれの54歳。趣味はゴルフやサーフィン、SUP(スタンドアップパドルボード)。