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大名1丁目に大分県への就職支援拠点  大分のHAB&Co.


大分県と協定締結し運営受託

IT事業の㈱HAB&Co.(大分市金池町2丁目、森祐太社長)は6月上旬をオープン予定とし、大分県が福岡市中央区大名1丁目に設置するUIJターン就職・移住相談拠点の運営を開始する。
施設名は「dot.」で、場所は通称鉄砲町通り沿い「大名247ビル」2階。約270㎡のフロアにカフェや会議室(2室)を併設したコミュニティスペースで、大分県へのUIJターン促進のための拠点として大分県が設置するもので、就職・移住相談、企業と求職者の交流を図っていく。同社とカフェ運営の㈱Answer(大分市、川平大介社長)で構成した共同事業体「大名MEET」が大分県と協定を締結し、管理運営を担う。会員登録は無料で大分県出身者だけでなく県外在住者、老若男女問わず利用可能。交流スペースにはWi‐Fi電源・プロジェクターなどを備え、キャリアアドバイザーを常駐させる。利用は企業会員と一般会員がワンドリンク制で、学生会員は無料。企業会員は5万円と10万円の2種類の年会費に応じてホームページへの社名掲載などの特典が付与される。会議室利用は1時間1千円~、そのほか交流スペース(1時間4千円~)やカフェ部分の貸し切りも対応可。営業時間は午前11時~午後8時。
拠点責任者の森社長は「誰もが気軽に活用できるコミュニティー形成の場にしていきたい。先輩社員と学生などの求職者をつなぐイベントなどの開催も計画していく」と話している。

2020年5月19日発行