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大名1丁目にオーダースーツ店 大阪のファイブワンファクトリー


九州初出店

紳士服の縫製加工、販売を手がけるファイブワンファクトリー㈱(大阪府枚方市、森俊彦社長)は1月30日、福岡市中央区大名1丁目にオーダースーツ店「ファイブワン福岡店」をオープンする。九州初出店。

直営店としては銀座本店、大阪本店に次ぐ3店舗目。FCで富山と静岡にも計3店舗を置く。百貨店やセレクトショップへの卸から直営店での販売強化に切り替えており、アジアにも近く情報発信エリアの拡大と認知度向上を狙って福岡に出店した。場所は天神西通りのZARA西側、コミュニティラジオ天神などが入る「アペゼビル」1階。店舗面積は37㎡。スーツはパターンオーダーで、価格は生地の種類やブランドによって、7万円の「BLUE LINE」、9万2000円の「GOLD LINE」、10万7000円の「PLATINUM LINE」、12万7000円以上の「BLACK LINE」(すべて税抜)の4パターンを用意している。

納期は35日から50日ほど。メーンターゲットは40代のビジネスマンで客単価は10万円を想定している。シャツやコート、靴のオーダーにも対応するほか、バッグや財布など既製品のアイテムも販売する。スタッフは2人。営業時間は火曜日から土曜日が午前11時から午後8時、日曜日が午前11時から午後6時まで。予約優先制で月曜日は定休日。同社は「すべて国内で縫製し、シルエットと着心地に自信がある。サイズ感、品質にこだわるビジネスマンに利用してもらいたい」と話している。

同社は1964年創業、2009年4月設立。資本金1792万円。従業員数75人(パート含む)。

2018年1月23日発行