大名１丁目にアパレルセレクトショップ　リノベ

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週刊経済2024年4月24日発行号

初年度売上目標は１億円

不動産賃貸経営業、コンサルティングなどの㈱リノベ（福岡市中央区唐人町１丁目、五島雄一郎社長）は４月１３日、同区大名１丁目にアパレルセレクトショップをオープンした。
障がい者就労支援施設「にじげん福岡」も運営しており、雇用を生み出す目的で新規事業として小売業に参入したもの。店名は「Ａｍｅｎａｂｌｅ（アメナブル）」。場所はショッピングモール「カイタックスクエアガーデン」東側のテナントビル「美和ビル」１階で、店舗面積は約４０㎡。イタリアやフランスなどから仕入れた高級ブランドの衣料品、雑貨など約７５０品を販売する。メインターゲットはファッションへの感度が高い３０代女性で、平均客単価は約３０万円を見込む。初年度売り上げ目標は１億円。営業時間は午前１１時～午後７時で、スタッフ数は６人。店舗入り口付近には縦幅２・６ｍ、横１・１２ｍのデジタルサイネージを設置しており、１カ月２０万円～放映可能。募集業界は美容化粧品、アパレル関連の企業。
また、同店舗では土日祝限定でポップアップイベントを開催し、業種を問わず物販販売を手掛ける事業者に貸し出す。１日５万円の手付金で貸し出し、貸主の１日当たりの売り上げから一定割合の手数料を得るモデル。五島社長は「ＳＮＳを中心に集客を図るほか、人流が多く好立地なので多くの来店を期待できる。福岡のアパレル市場を活性化させていきたい」と話している。
五島社長は福岡市城南区出身。１９８５年２月１日生まれの３９歳。立命館大学情報理工学部卒。趣味はスポーツ。
同社は２０１４年４月設立。資本金１００万円。従業員数９人。