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大名オフィスの貸し出しサービス開始 アドアルファ
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週刊経済2022年12月20日発行
5時間で2万900円など
オフィス企画、設計、デザインの㈱アドアルファ(福岡市博多区御供所町、中島洋史社長)は10月から、大名オフィス(同市中央区大名1丁目)の貸し出しサービスを開始している。
同社がサテライトオフィスとして活用している大名オフィス「DAIMYO OODA」をワーケーションの場として貸し出すサービス。広さは約80㎡で、20人前後のセミナーができるオープンスペースで電源、照明、wi-fi環境も整っている。機能性の高いオフィス家具も完備しており、自由に配置変更ができる。またスチームオーブンやコーヒーメーカー、キッチンスペースも備えており、企業のイベントにも活用できるという。料金は5時間で2万900円、9時間で4万1800円、1日9時間利用を上限に2日間利用で8万3600円。平日のみで、利用可能時間は午前10時〜午後7時。
今回の大名オフィスの貸し出しサービスは、福岡でのビジネス、観光促進を目的に登録会員向けに特典やサービスを紹介する福岡市主催のウェブサービス「ワフパス」の一環。そのなかのワーケーション専用ポータルサイト「W@F(ワフ)」から利用予約ができる。登録会員は2日間の利用料金が6万2700円になる特典もある。
中島社長は「いつものオフィス環境から気分を変えたい、市内で1日集中できるワークスペースで業務に励みたい、フリーアドレス形式のオフィスを体験してみたい場合にぜひご活用いただきたい」と話している。
同社は2001年1月創業、07年9月設立。資本金100万円。従業員数は13人。