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大分県由布市で初の移動販売をスタート イオン九州


週刊経済2023年5月30日発行号

4月20日から

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は4月20日から、同社初の移動販売を大分県由布市の庄内町大津留地区で開始した。
同地区では高齢化が進んでおり、今後、遠方への買い物が難しくなる住民の増加が懸念されていることから、同市のイオン挾間店が移動販売を始めたもの。移動販売は火曜日を除く平日に、1カ所あたり週2回、1回あたり20分程度実施。生鮮品・惣菜などを含む食料品や日用雑貨など約400品目を挾間店から移動販売車に載せて各拠点を巡回し販売。また、販売車に積めない大型商品や、まとめ買いなどの要望も、イオンネットスーパーサービスと連携して購入者の自宅に届けることができるという。手数料は1品につき10円。
同市と㈱イオンは2011年4月に「地域貢献連携協定」を締結、電子マネー「ゆふいん湯歩WAON」を活用した地域振興や社会貢献、地産地消の推進や同市の産品販売促進に関することなどに取り組んでいる。