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大分県日田市のバスセンターを大改装 西鉄グループの日田バス


「日田バスターミナル」に改称

西鉄グループの日田バス㈱(大分県日田市本町、湯地雅夫社長)は10月1日、同市元町の日田バスセンターを大規模にリニューアルし、新名称「日田バスターミナル」としてオープンした。
同施設は日田市中心部に立地するバス発着拠点として、1984年の開業以来、日田市民のほか多くの観光客に利用されている。近年増加するインバウンド観光客にも利用しやすい施設を目指し大改装したもの。今回、バス発着案内などの多言語化やピクトグラムの導入、売店での電子決済サービスの拡充など実施。10月に大分県内で開催される「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」に伴い訪れるインバウンド観光客にも快適に利用してもらう環境を整えた。
外装は同社のコーポレートカラーを基調としたデザインに変更するほか、内装は日田杉を使用し「天領日田」の城下町の伝統的な家屋をイメージした設えとなる。さらに、屋内トイレの設置やバリアフリー化、空調設備の導入や時刻表などを掲示するデジタルサイネージの新設など、インバウンド観光客に限らず誰もが安心・快適に利用できる設備を整えた。
日田バスは1936年2月設立。資本金は5000万円で、西日本鉄道㈱の100%出資。従業員は130人。日田バスセンターは高速バス福岡~日田線、福岡~黒川温泉線、日田市内路線バス、日田市内循環バス「ひたはしり号」が乗り入れており、1日の発着本数は約150便。

2019年10月1日発行