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大分県別府市に初の宿泊施設開業 アイケンジャパン


アパートタイプの無人ホテル

投資用アパート企画販売の㈱アイケンジャパン(福岡市中央区天神2丁目、中島厚己社長)は10月14日、大分県別府市野口元町にアパートタイプの無人ホテルをオープンした。宿泊施設の建設は初。
名称は「J-STAY Beppu 藍(indigo)」。場所はJR別府駅北側、建物は2階建てで、部屋数は最大10人収容の「ROOM–L」(73㎡)2室と6人収容の「ROOM–M」(46㎡)2室の計4室。近隣に6台収容の駐車場を備えている。主に家族や友人でのグループ旅行、クラブ活動の拠点などの利用を想定している。チェックインは午後3時からで、チェックアウトは午前10時まで。運営はホテル運営業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)。中島社長は「随所に藍色を取り入れ、エントランスには大川組子を設置するなどモダンながらも和の良さを感じられる施設になっている。今後は全国の観光地に拡大していきたい」と話している。

札幌市中央区にセールスオフィス

また同社は11月17日、札幌市中央区北一条西3丁目に「札幌セールスオフィス」を開設した。全国10拠点目。
場所は札幌市時計台西側、「ばらと北一条ビル」9階のレンタルオフィス「billage SAPPORO」内。事業拡大の一環で、別荘やリゾート物件などの不動産仲介、土地活用の提案などを展開していく。スタッフは責任者の藤本修取締役以下4人でスタートし、現地採用も進めていく考え。
中島社長は大分県日田市出身。1965年7月23日生まれの55歳。九州電子計算機専門学校福岡校卒。趣味はドライブ、ゴルフ。
同社は2006年8月設立、資本金5千万円。19年6月期売上高は114億円。従業員125人。福岡本社と東京本社のほか、熊本、広島、大阪、名古屋、仙台、岡山、埼玉に拠点を置く。

2020年12月1発行