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大分県とUIJターン就職促進協定を締結  九州産業大学


学生と企業マッチングを促進

九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、榊泰輔学長)は7月31日、大分県(広瀬勝貞知事)と「UIJターン就職促進に関する協定」を締結した。同大学が自治体と就職に関する協定を結ぶのは今回が初めて。大分県も大学と締結するのは初めてという。
大分県の産業振興を背景に、次代を担う人材育成と確保、地域活性化を図るため、UIJターン(地元就職、地方転職、移住)に関する就職促進を相互に連携・協力して取り組むのが狙い。協定締結後、同大学では学生の大分県内各種就職支援制度への登録が可能となるほか、今年6月に同県が新設したUIJターン支援拠点「dot.(ドット)」(福岡市中央区大名1丁目)を活用することで、大分県企業の合同説明会や保護者向け就職セミナー開催など学生と企業のマッチングを推進する。
榊学長は調印式で「本学のプロジェクト型教育へ大分の企業にも積極的に参加していただきたい。大分県と連携して就職促進活動を推進し、大分県の高校生保護者の方々に安心して本学に進学させられる環境づくりに努力したい」と抱負を語った。また、広瀬知事は「大学とこの種の協定を結ぶのは初めてで画期的なこと。協定を通じて大分県の魅力ある仕事をより多く学生に知ってもらい、UIJターンにつなげたい」と話している。

2020年8月25日発行