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大分港にコンテナヤードを開設  山九    敷地面積は8000平方m


 総合物流大手の山九株式会社(本社東京都、本店・北九州市門司区港町、中村公大社長)は9月1日、大分総合物流センター4号倉庫(大分市大在)敷地内に「山九大在コンテナヤード」を開設した。
 場所は大分港大在コンテナターミナルの南東1キロ圏内。物流センターの敷地1万5865平方m内の用地8000平方m、最大500TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分の容積)の保管能力を有している。今回の開設により、併設する倉庫(鉄骨平屋建て7598平方m)での荷役作業・保管機能との組み合わせで、ワンストップサービスを提供する。また、開設に合わせて内航コンテナ輸送サービスも開始。大分―京浜地域間を同社保有のコンテナと井本商運株式会社が提供する内航コンテナサービスを組み合わせ、貨物を輸送する。同社では「大分港は豊後水道や関門航路、瀬戸内海の海上交通の要衝に位置し、東九州の物流拠点として、九州横断自動車道や東九州自動道の整備など後背地へのアクセスが飛躍的に向上している。今後の大分港での海上輸送貨物増加を見込み、新規取扱貨物の獲得を目指す」と話している。
 山九は1918年10月に北九州市門司区で設立。資本金286億1900万円。2016年3月期の単体売上高は3434億4900万円。従業員1万1151人(単体、2016年3月)。