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大分市西大道2丁目に事務所開設 Splice‐Lab


週刊経済2023年12月12日発行号

障がい者の土木設計人材を育成

土木事業の㈱Splice‐Lab(スプライスラボ、福岡市博多区住吉3丁目、片山英資社長)は11月18日、大分市西大道2丁目に事務所を開設した。
昨年から手掛けている大分での障がい者就労支援事業所との連携による土木設計分野の障がい者人材育成や、新規開拓を強化する。同社は昨年11月、ソフトウェア開発の㈱else if(エルスイフ、同市博多区千代4丁目、髙森啓二社長)と福祉事業のスターアイテムウェルフェア㈱(大分市西大道2丁目、藤井智宏社長)と連携協定を締結。スターアイテムウェルフェアが運営する大分市の就労支援事業所に障がい者による土木チームを構築し、スプライスラボとエルスイフがCADオペレーションや数値計算などの土木業界に関わる業務を指導しながら共同で案件を進めている。これまでスプライスラボは大分に事務所が無かったが、今回の新設でさらなる連携強化を図る。場所は「ロイヤルホスト大道店」北東側にあるエルスイフの「おおいたオフィス」に併設。本社に次ぐ2拠点目で、2人が常駐する。
同社は2017年創業、20年4月設立。資本金900万円。