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大会運営サポートツールの運用開始 diffeasy


「クロステック」優秀賞受賞作

システム開発を手がける㈱diffeasy(ディフィージー・福岡市博多区祇園町、白石憲正社長)は6月25日、スポーツの大会運営サポートシステム「KOJO—SHiN(コウジョウシン)」の運用を開始した。

「KOJO—SHiN」は1対1で対戦する空手などのスポーツの大会運営において、出場申し込み、選手一覧、トーナメント表、試合結果などをITプラットフォームで管理し、運営者の手間を軽減するというシステム。出場選手もリアルタイムで試合状況や結果速報が確認できる。1対1で対戦する競技であれば、個人戦でも団体戦でも導入可能。大会規模が100人未満の場合は無料、100人以上の場合は基本料5000円に1選手1種目100円を加えた金額を使用料金とする。現在は剣道、柔道、空手などの武道の大会で運用しているが、今後は1対1で対戦する球技などにも応用できるよう改良していく。このシステムは2月に開催されたふくおかフィナンシャルグループ主催の情報通信サービスのコンテスト「クロステック」で優秀賞を受賞している。同社は「大会運営の手間を省くことで練習や指導に時間が割けるようになると指導者たちから好評。今後はこうしたツールへの理解を広げ、導入大会を増やしていきたい」と話している。

同社は2015年設立。資本金333万1500円。従業員数11人(パート含む)。

2017年7月25日発行