NEWS

大丸福岡天神店に新店舗 Hisheri


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

糸島産野菜のドレッシングなど

ドレッシングなどの食品製造・販売の㈱Hisheri(ヒシェリ・糸島市南風台8丁目、正木淳社長)は12月14日、大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1丁目)の本館地下2階に新店舗をオープンした。
名称は「ITOSHIMA MASAKI+(イトシママサキプラス)」。同社はこれまで「糸島正キ 南風台店」や百貨店の催事での出展のほか、卸販売などを展開しており、今回が直営で2店舗目。糸島産の野菜や果物を使用したオリジナルのドレッシングやコンフィチュール、バター、ピクルス、コンポートなどをあつかう。身体にやさしく美味しいものをモット―にしており、メイン商品の「糸島野菜を食べる生ドレッシング」は、野菜をすりおろし、非加熱製法であるのが特長。味は「人参」、「玉葱」、「大根と大葉」などのほか、季節限定で「あまおう」もそろえる。顧客層は50代中心の女性などで、平均客単価は3500円。スタッフは4人。営業時間は午前10時〜午後8時。
また新店舗では、糸島だけでなく九州産の知られていない食材を掘り起こし、伝えていくことを目的とした「ITOSHIMA MASAKI+」のブランド商品も販売していく。熊本県山鹿市の金柑を使用したドレッシングなどのほか、新商品のスープも用意する予定。正木社長は「糸島まですぐ来ることができない方も、買いやすい場所に店舗を構えられて嬉しい」と話している。
正木社長は大分県出身。1969年7月31日生まれの53歳。福岡大学法学部卒。趣味はゴルフと旅行。
同社は2019年1月設立。資本金100万円。従業員数14人(アルバイトなど含む)。