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多胎育児支援の一般社団法人を設立 福岡市の牛島智絵さん
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週刊経済2023年8月8日発行号
名称は「tatamama」
福岡市の牛島智絵さんは7月21日、多胎育児(双子や三つ子などの育児)を支援する一般社団法人を設立した。
名称は「一般社団法人tatamama(タタママ)」で、代表理事に牛島さんが就いた。所在地は福岡市中央区大名1丁目。牛島さんは双子の妊娠を機に、多胎育児に特化した情報や支援を身近な環境で得られにくい課題を感じた経験から、SNSで多胎育児に役立つ情報の発信や多胎児世帯との交流会を開催していた中で、今回設立に至った。今後の活動内容として、公式LINEをはじめとするSNSやYouTubeで、多胎育児のノウハウや先輩ママによる体験談、行政支援などを紹介していくほか、託児付き交流会や専門家による相談会などを定期で実施していく。また、福岡の地場企業との連携サービスも展開していく方針で、託児付きコワーキングスペースと提携して1人分の料金で預けられるサービスなどを実施するほか、多胎育児を経験したママによるサポートサービスなども構築する予定。牛島代表理事は「多胎育児のママが自己実現しやすい社会を目指したい」と話している。