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外国人観光客向けの新商品発売 鴛海織物工場


福岡市と共同開発

博多織と関連商品を製造、販売する㈱鴛海(おしうみ)織物工場(福岡市博多区下川端町3丁目、鴛海伸夫社長)は、外国人観光客の好みに合わせた新商品を福岡市と共同開発し、2月8日から販売開始している。

新商品は、自宅で博多織のオリジナルアクセサリーを作ることができる「博多織 DIY KIT」。種類は「蝶ネクタイ(2500円)」、「ピアス・イヤリング(1500円)」、「ブレスレット(1300円)」の3種類。はかた伝統工芸館(同区上川端町6丁目)と博多マルイ(同区博多駅中央街)2階の「DECOREふくおか商工会ショップ」で販売する。

昨年、福岡空港国際線の利用者や外国人留学生ら約300人に商品ニーズを調査し、それを商品開発の参考にしたという。鴛海社長は「多くの外国人に博多織の伝統、魅力を知っていただければ」と話している。

同社は1928年創業、54年設立。資本金1000万円。従業員数は約10人。

2018年2月20日発行