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外国人材活用と定住促進事業を開始 九電ビジネスフロント
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申請手続きなどを支援
九電グループで人材派遣業の㈱九電ビジネスフロント(福岡市中央区天神2丁目、中川勝美社長)は4月1日、外国人材活用と定住促進事業「KYUDEN GLOBAL事業」を開始した。
イノベーションを推進し新たな事業やサービスを創出する九電グループの取り組み「KYUDEN ⅰ-PROJECT」の一環として2018年4月から実証実験を進めていたものを事業化する。同事業では在留資格や就業に伴う申請手続き、銀行口座の開設、不動産賃貸契約のサポートによる定住・生活支援のほか、外国人と企業のマッチング、外国人材向けの異文化研修を進めていく。また、同社の外国人材を活用した翻訳やライティングによる自治体のホームページ制作、パンフレットや企業ロゴのデザインも展開する。
中川社長は「中長期的に労働人口が減少し、高齢化が進む日本において、優秀な外国人材の就業定住による地域活性化や新電力需要等の創出を目指し、日本で働きたいと考える外国人材に対して快適な生活環境と労働環境を提供していく」と話している。
同社は2002年10月設立。資本金1億円。売上高は19億円(2019年3月期)。従業員は約700人。
2020年4月14日発行