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外国人実習生向けの日本語・介護講習施設  いきいき


八幡西区本城東の5階建てビルを取得

介護事業の㈱いきいき(北九州市八幡西区東折尾町、花田謙司社長)は6月1日、同区本城東6丁目に外国人実習生向けに日本語・介護講習施設を開設した。
これまでホームヘルパー2級研修や介護職員初任者研修などを手掛けてきた経験を生かし、新たに「本城中学校」北側の5階建てビルを取得し開設した。名称は「JKT日本語センター」。2階が教室、厨房、シャワー室、3階が事務所、4、5階が寮。ビルの延べ床面積810㎡のうち、施設面積は512㎡。外国人実習生は商工会議所や事業協同組合の監理団体から委託を受け、1カ月間受け入れて実施する。定員は49人。コースは日本語や会話などが学べる一般職種と介護職種の2つを設け、一般職種は月176時間の講習で受講料は6万5千円、介護職種は月176時間のうち42時間を介護導入講習に充て、受講料は13万円。介護講習の内容はコミュニケーション技術、移動・食事・排泄・衣服の着脱・入浴や身体の清潔の介護など。花田社長は「一般業種向けに研修を行うところは多いが、介護業種に特化している施設は少ない。これまでの経験を生かし、充実した教育を提供していきたい」と話している。
同社は2001年5月設立。資本金500万円。従業員130人。2020年4月期の売上高は4億2千万円。花田社長は北九州市八幡西区浅川出身。1985年5月25日生まれの35歳。趣味は映画鑑賞、ジム通い。

2020年6月30日発行