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外国人向けのホテル人材育成コース開設  福岡国際コミュニケーション専門学校    サンケイプランニングと提携


 学校法人福岡成蹊学園(福岡市東区馬出1丁目、岩本仁理事長)が運営する福岡国際コミュニケーション専門学校(同)は来年4月、「国際ホテル観光ホスピタリティコース」を開設する。
 日本国内への就職や日本での学びを生かした母国への就職を希望する外国人留学生の進路を支援するとともに、人材不足に悩むホテル業界に向けては、その解消に貢献していく。同コースは座学や現場実習を組み込んだ2年間のカリキュラム。留学生の日本の生活習慣や文化への理解を支援するとともに、業界の専門用語や基本業務が身に付く内容となっている。講座内容は、このコースを提案、具現化した人材派遣会社の株式会社サンケイプランニング(同市中央区薬院3丁目、足立寛之社長)と組み立て、ホテルやゲストハウスでリーダーを務める同社社員を講師に招き、現場の生の声を伝えていくのが特徴という。生徒は北部九州の日本語学校を卒業する留学生を中心に募り、出席率が高く、日本語検定2級取得者など、特に優秀な24人を選抜する。生徒は卒業後、国内のホテルや母国の日系ホテル、観光業への就職を想定しており、同社のネットワークを生かした就職活動も支援していく。
 福岡成蹊学園は1902年「裁縫女学校」として開校。福岡外国語専門学校と福岡国際コミュニケーション専門学校の2校を経営している。