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外国人労働者は1・8%減の5万3948人 福岡県内の外国人雇用状況


週刊経済2022年2月8日発行

雇用事業所数は6・5%増

福岡労働局調べによる福岡県内の外国人労働者数(2021年10月末現在)は、前年同月比1・8%減の5万3948人だった。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来日外国人が減っているもので、2007年に外国人雇用状況の届出制度が義務化されて以降過去最高だった昨年から1009人減少。雇用事業所数は、慢性的な人手不足に悩む従業員30人未満の中小企業を中心に雇用が進み、前年同期比6・5%増の1万420カ所と過去最高を更新した。国籍別では、ベトナムが全体の36・6%を占める1万9734人、中国が1万981人(20・4%)、ネパールが7468人(13・8%)、フィリピンが4323人(8%)。在留資格別では、留学が1万7794人、技能実習が1万3004人、専門、技術的分野が1万70人だった。
同調査は、特別永住者、在留資格「外交」、「公用」目的以外の事業主に雇用されている外国人労働者を調べている。