NEWS

売上5923億円、経常益ともに過去最高 TOTO


今期設備投資に585億円

衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、喜多村円社長)の2018年3月期連結決算は、売上高が前年比4・4%増の5923億100万円、経常利益が同12・9%増の543億7600万円で増収増益だった。売上、経常利益とも過去最高。
営業利益は同10・9%増の526億200万円(過去最高)で、当期純利益は同11・6%増の367億9800万円だった。グローバル住設事業のうち国内はリモデル(増改築)分野が増収増益だったものの新築分野は減収減益。全体では増収減益だった。一方、グローバル住設事業のうち海外は好調な中国事業がけん引し増収増益だった。
今期は売上高で18年3月期比4・7%増の6200億円、経常利益同3%増の560億円を見込む。また、設備投資に585億円、研究開発費に233億円を充てる計画。

2018年6月5日発行