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売上高4・1%増の196億9200万円 ダイショー


増収増益は6期ぶり

大手調味料メーカー株式会社ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の17年3月期連結決算は、売上高が前年比4・1%増の196億9200万円、経常利益が同14・5%増の4億6200万円で6期ぶりの増収増益となった。

小売用製品ではトレンドや健康志向の高まりに対応した「たれ類」の新製品が売り上げをけん引したほか、業務用製品も総菜専任部署を東京、福岡、仙台、広島、名古屋に開設するなど、営業組織の強化が新市場開拓を促進し、15期連続の増収。利益面では増収基調に加え、製造・販売コストの効率的な運用に努め、営業利益は12・3%増の4億6200万円、純利益は43・3%増の2億9600万円と経常利益とともに増益となった。

今期は売上高が210億円(6・6%増)、営業利益が6億5000万円(40・6%増)、経常利益が6億5000万円(40・5%増)、当期純利益が3億6000万円(21・5%増)の増収増益を見込んでいる。

2017年5月23日発行