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売上高7%増の88億800万円 グリーンクロス中間決算
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経常益は2・6%増の5億6900万円
工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス(福岡市中央区笹丘1丁目、久保孝二社長)の2021年4月期連結中間決算は、売上高が前年同期比7・0%増の88億800万円、経常利益は同2・6%増の5億6900万円で増収増益だった。
新型コロナの感染拡大に伴う東京オリンピック開催延期、イベントの中止や規模縮小などの影響を受けたが、マスクやアルコール消毒液をはじめとするコロナ対策用品の販売が好調で増収。各種経営リソースの強化、物流システムの効率化などに取り組んだ結果増益となった。営業利益は同4・0%増の5億7100万円、上半期純利益は同10・1%増の3億7300万円。久保社長は「第2の柱に据えるサインメディア事業で、屋外広告物の点検・診断から施工まで請け負う『看板クリニック』の伸展に向け、協力業者との連携を本格化していく」と話している。
通期業績予想に変更はなく、売上高が前期比2・1%増の173億4800万円、営業利益が同1・3%増の13億7300万円、経常利益が同1・2%増の13億8200万円、当期純利益が同1・2%増の8億7400万円で、12期連続の増収増益を見込んでいる。
2020年12月22日発行