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売上高578億円で増収増益 ゼンリン


今期は売り上げ600億円へ

住宅地図メーカーの株式会社ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、高山善司社長)の17年3月期連結決算は、売上高が前期比5・2%増の578億1900万円、経常利益が同32・1%増の45億2700万円の増収増益となった。

セグメント別では、主力の地図データベース関連事業において国内カーナビゲーション用データや開発受託などの売り上げ増加に加え、住宅地図データベースを活用したGIS関連の売り上げが堅調に推移し、売上高は前期比6・4%増の490億9200万円、セグメント利益は同49・2増の38億3600万円。一般印刷関連事業の売上高は同4・0%減の35億300万円、セグメント利益は同31・5%減の5600万円。その他については売上高が同0・8%増の52億2200万円、セグメント利益は同12・8%減の2億5600万円。

今期は売上高が同3・8%増の600億円、経常利益は同3・8%増の47億円を見込んでいる。

2017年6月13日発行