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売上高50億円、経常利益は2・3億円 テノ.ホールディングス


通期は増収増益見込む

公的保育事業ならびに受託保育事業を展開する子会社2社を傘下に持つ㈱テノ.ホールディングス(福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長)の2019年12月期第2四半期連結決算は、売上高が50億1000万円、経常利益が2億3300万円だった。前年同期で四半期連結財務諸表を作成していないため比較はなし。
営業利益は2億4300万円、四半期純利益は1億4900万円。期間中、東京都に認可保育所を1カ所、福岡県と大阪府に企業内・病院内保育所2カ所、学童保育施設1か所をオープンした。一方、公的保育事業、受託保育事業合計で7施設の運営を終了した。これらに伴い、6月末で認可保育所等51カ所、受託保育所141カ所、学童保育所33カ所、そのほか30カ所の合計255カ所を展開している。
通期は売上高で18年12月期比7・7%増の101億2700万円、経常利益で同25・2%増の3億6800万円を見込む。増収は20期連続。池内社長は7月の弊誌インタビューで通期見通しについて「今期は変革の年。新規開設を抑制するため売上高は若干の伸長。一方で収益構造の見直しを進め、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前期に対して増益を見込んでいる」としている。
同社は1999年7月創業。昨年11月に東京証券取引所マザーズと福岡証券取引所Qボードに上場した。

2019年8月27日発行