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売上高5・6%増の1539億円 プレナス


大幅な減益に、減損処理も増加

持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」や定食店「やよい軒」を展開する㈱プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)の2019年2月期連結決算は、売上高が前年比5・6%増の1539億1400万円、経常利益は同97・3%減の1億4300万円となった。
営業損益は5億100万円の損失(前年は49億7900万円の黒字)、当期純損益は29億2600万円の損失(前年は23億5100万円の黒字)だった。既存店売上高が前年を上回り、新規出店による店舗数増加と新たに連結子会社が加わったため増収。一方、利益は仕入れコスト上昇や人材確保・育成、商品強化への投資があり、前年を下回った。加えて店舗固定資産での減損損失が増加し、当期純損益も赤字となった。
今期は、売上高で18年度比3・5%増の1592億5000万円、経常利益で26億4000万円を見込む。

2019年5月28日発行