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売上高42%減の35億1700万円  下関市のエストラスト 中間期


通期は増収増益見込む

山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、松川徹社長)の2019年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比42・4%減の35億1700万円で減収、経常損失が6300万円(前年同期は経常利益5億1300万円)だった。
主力の不動産分譲事業では、販売予定物件の開始時期が伸びたことから、分譲マンションが108戸(前年同期比97戸減)となったほか、分譲戸建も16戸(同2戸減)だった。また、不動産管理で管理戸数が前年同期比308戸増の3526戸になったものの、賃貸、買取再販などの分野が伸び悩み減収。利益も販売経費等の発生がずれ込んだことなどで、当初予想より増加し赤字となった。営業損失は1900万円(前年同期は営業利益5億7800万円)、純損失は5300万円(前年同期は純利益3億5100万円)。通期予想に修正はなく、売上高が前期比10・6%増の154億円、営業利益が同17・2%増の13億6000万円、経常利益が同18・8%増の10億円、当期純利益が同12・6%増の8億1000万円を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。山口、福岡、鹿児島、宮崎、熊本、佐賀、広島、愛媛、大分の計9県で供給実績がある。12年11月東証マザーズ上場、14年8月東証一部に市場変更(17年11月から福証との重複上場)。

2018年10月23日発行