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売上高4・8%減の268億円  ゼンリン中間決算


前期の受託データ販売反動減で

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)の20年3月期中間期連結決算は、売上高が前期比4・8%減の268億300万円、経常損失は10億4300万円悪化の6500万円となった。
セグメント別では、主力の地図データベース関連事業において企業・自治体向け住宅地図データの販売が堅調に推移したが、前期発生した受託データ販売の反動減により売上高は前期比3・2%減の222億400万円、減収や一般管理費の増加でセグメント損失は9億6200万円悪化の3億7900万円。一般印刷関連事業の売上高は同5・0%減の18億2000万円、セグメント損失は2400万円悪化の900万円となった。その他についてはマーケティングソリューション関連の売り上げ減少により、売上高が同15・9%減の27億7800万円、セグメント利益は同79・1%減の2100万円。
従来より売り上げが第4四半期に集中する傾向があり、通期は売上高が同0・1%増の638億円、経常利益は同1・6%増の63億円を見込んでいる。

2019123日発行