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売上高35・8%増の89億6800万円 下関市のエストラスト中間期


週刊経済2021年11月9日発行

経常は2・3倍の2億7700万円

山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、松川徹社長)の2022年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比35・8%増の89億6800万円、経常利益が同2・3倍の2億7700万円で増収増益だった。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが271戸(前年同期比86戸増)の引渡が完了、分譲戸建は16戸(同9戸減)だった。また、不動産管理で管理戸数が前年同期比339戸増の4901戸になり増収。利益面では支払手数料などの販売費が増加したものの、増収効果で吸収し大幅増益となった。営業利益は前年同期比91・3%増の3億5200万円、純利益は同2・3倍の1億8400万円。通期予想に修正はなく、売上高が前期比1・2%増の167億円、営業利益が同18・3%減の8億円、経常利益が同20・1%減の6億5千万円、当期純利益が同19・7%減の4億4千万円で増収減益を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。12年11月東証マザーズ上場、14年8月東証一部に市場変更(17年11月から福証との重複上場)。