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売上高34・0%増の64億9800万円  トラストHD中間期    経常利益は2期ぶりに黒字転換


 トラストホールディングス株式会社(福岡市博多区博多駅南5丁目、喜久田匡宏社長)の2015年12月の連結中間決算は、売上高が前期比34・0%増の64億9800万円、経常利益が900万円(前年同期は2億3900万円の経常損失)で2期ぶりに黒字転換した。
 新築マンションの販売増に加え、一昨年から開始した水素水販売が伸長し増収だった。利益面では収益性を重視した新規駐車場の開発、既存駐車場の活性化に加え、不採算駐車場の地代交渉や閉鎖などを実施した結果、黒字化した。通期予想の変更はなく、売上高が前期比43・0%増の180億円、経常利益が7億5000万円の増収増益を見込んでいる。
 同社は1993年創業、2013年7月設立。資本金4億2030万円。従業員678人(15年6月)。傘下に駐車場事業のトラストパーク株式会社、株式会社グランシップのほか不動産事業のトラストネットワーク株式会社、トラストアセットパートナーズ株式会社、警備事業のトラストパトロール株式会社、広告事業のトラストビジョン株式会社などがある。