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売上高2・8%増の92億8700万円 大石産業 中間期
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原料、燃料コスト増で経常益は減益
産業用包装資材製造の大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)の2018年9月の中間期連結決算は、売上高が前年同期比2・8%増の92億8700万円、経常利益が同36・8%減の4億9400万円で増収減益だった。
売上面は主にフィルム製品、樹脂成型品および段ボール製品の増加が寄与。利益面では国際的な原油、古紙市況の大幅上昇により同社全製品の原料と燃料コストが急上昇したことを受け、販売価格修正の活動を推進したものの転嫁が一部にとどまり、生産性向上や固定費削減を推進したがコスト上昇分を吸収することができず減益となった。営業利益は同41・2%減の4億300万円、上半期純利益は同44・8%減の3億1500万円となった。通期予想に変更はなく、売上高が前年比7・8%増の198億円、営業利益が同6・5%増の11億5000万円、経常利益が同8・0%増の13億5000万円、当期純利益が同4・8%増の9億5000万円を見込んでいる。
2018年11月13日発行