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売上高10・8%増の1354億円 総合メディカル
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18店増の687店に
保険調剤薬局、医師の転職・開業支援などの総合メディカル㈱(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)の18年3月期連結決算は、売上高が前年同期比10・8%増の1354億3100万円、経常利益が同12・2%増の72億2800万円の増収増益となった。
医業支援部門では中期経営計画の目標に掲げる医療モール200件に向けて、首都圏の医療モール専任部門の強化や関西圏での専任部門新設のほか、医療モール開業支援Webサイトを開設。17年10月にオープンした高度急性期病院の機能分化に貢献する医療機能分化型医療モール「赤坂虎の門クリニック」の開業支援と経営支援を手がけている。医業支援部門の売上高は前期比3・0%増の245億4800万円となった一方、レンタル契約とリース契約のストック化による影響で営業利益は同10・3%減の8億8400万円となった。
薬局部門ではM&Aによる6店も含めて18店舗を出店し、店舗数は687店となっている。また、健康相談会での実施や健康応援リーフレットを配布する健康サポート薬局の認定数は89店舗になった。また、昨年12月にM&Aしたみよの台薬局グループ(91店舗)が大きく貢献したため、薬局部門の売上高は同14・5増の1099億1800万円、営業利益は同17・6%増の28億713900万円となっている。その他の部門では売上高が同2・1%増の9億6400万円、営業損失は2200万円で前期から2900万円改善した。
今期は売上高が同7・0%増の1449億2800万円、経常利益は同19・8%減の58億万円の増収減益を見込んでいる。
2018年5月29日発行