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売上高1・5%増の102億3400万円  大英産業9月中間決算


物件販売好調で

マンションデベロッパーの大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、大園信社長)の2020年9月期中間決算は、売上高が前年同期比1・5%増の102億3400万円、経常損益が3億5700万円の赤字だった。
福岡証券取引所上場後初の中間決算。新規分譲マンションと完成在庫物件の販売が好調で増収、コロナ禍の長期化を見越して一部販売物件の棚卸資産評価損を計上したため減益となった。事業別売上高は、マンション事業が12・9%増の38億6100万円、住宅事業が4・3%減の63億4400万円、その他の事業は4・3%減の2800万円。通期では12・3%減の264億9100万円、経常利益が83・3%減3億3900万円を見込んでいる。
同社では「中間決算では新型コロナウイルス感染拡大の影響をあまり受けたかったが、通期では考慮して下方修正している」と話している。

2020年6月2日発行