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売上高1・1%増の27億6600万円 プラッツ中間期
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経常益は34%減の1億5000万円
介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、城雅宏社長)の2019年2月連結中間決算は、売上高が前年同四半期比1・1%増の27億6600万円、経常利益が同33・9%減の1億5000万円で増収減益だった。
売上面では、主力の福祉用具流通市場で、昨年11月に発売した介護用電動ベッド「MioletⅢ」の売れ行きが好調だったほか、医療・高齢者施設市場で新規開拓などの営業活動を強化したことから増収となった。一方で、家具流通市場で一般ベッドが国内人口の減少を受けて年々縮小傾向にあり、海外市場では予定納期の遅延が発生したことなどから微増にとどまった。利益面では、為替リスクヘッジを目的とした為替デリバティブ取引で、為替差益4100万円(前年同四半期比33・9%増)、営業外利益として持分法による投資利益5600万円を計上。運賃、荷造包装費、人件費などの販売費と一般管理費が増加し減益となった。営業利益は前年同四半期比45・1%減の5300万円、親会社株主に帰属する上半期純利益は31・4%減の1億2200万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比13・7%増の63億2000万円、営業利益が同2・3倍の3億1000万円、経常利益が同26・0%増の4億1000万円、当期純利益が同24・5%増の3億円で増収増益を見込んでいる。
2019年2月13日発行