NEWS

売上高・経常利益ともに過去最高 西部電機


売上は292億9900万円

搬送機械製造の西部電機㈱(古賀市駅東3丁目、宮地敬四郎社長)の2019年3月連結決算は、売上高が前期比27・9%増の292億9900万円、経常利益が同51・1%増の33億2800万円で増収増益となった。
前期からの受注残や新規客の獲得などで、売上高、経常利益ともに過去最高となった。純利益も過去最高で、同51・4%増の22億8300万円となった。
セグメント別に見ると、主力の搬送機械事業では、受注高は同3・4%増の136億3300万円、売上高は前期からの受注残もあり同85・0%増の144億6200万円となり、全体の増収増益をけん引した。産業機械事業では、民間需要へのアプローチが功を奏し受注高は同7・5%増の60億9200万円、売上高は同0・6%増の56億5800万円となった。精密機械事業では、中国向けの商談が減少し受注高は同24.5%減の77億7200万円、売上高は同2・0%減の86億9800万円となった。その他の事業では、受注高は同26・3%減の4億6400万円、売上高は同20・2%減の4億7900万円となった。
今期の業績予想は、売上高が前期比24・2%減の222億円、経常利益は同53・1%減の15億6000万円、純利益は同52・7%減の10億8000万円を見込んでいる。

2019年6月18日発行