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売上高は8・5%増の127億3300万円 シダー


6期連続の増収

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する株式会社シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の2017年3月期連結決算は、売上高が前期比8・5%増の127億3300万円で増収、経常損失が1億3600万円(前期は経常利益7000万円)だった。

有料老人ホーム3施設を新規開設し、積極的な施設展開を推進。収益面では主に新規で開設した施設において、新規利用者の獲得と充実したサービスの向上に努めた結果増収。利益面では、景気の回復傾向に伴う求人費用および人件費の上昇、新規開設施設の初期費用などにより、原価が大きく増加し赤字化となった。営業利益は前期比56・7%減の1億4500万円、当期純損失は1億3700万円(前年同期は当期純利益900万円)。

今期の新規拠点は有料老人ホーム1施設の開設を計画しているが、初期費用が多額に発生すると予想。通期業績は売上高が前期比8・3%増の137億8600万円、営業利益が3・3%倍の4億8000万円、経常利益が1億7500万円(前年度は経常損失1億3600万円)、当期純利益が1億2100万円(前年度は当期純損失1億3700万円)を見込んでいる。

2017年5月30日発行